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なないろブログ
2016/05/09ブログ
手根骨で骨年齢を計測

なないろ矯正歯科では、成長期の患者様の治療の際、「手」のレントゲン撮影を行う場合があります。
「歯並びの治療なのに、なぜ手のレントゲン撮影をするの?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。
指先から手首付近の「手根骨」呼ばれる骨。その骨の写真を解析ソフトにより「骨年齢」を割り出すことができるのです。
「骨年齢」とは文字どおり骨の年齢。骨の具合で何才相当の骨かを判断します。この割り出された「骨年齢」と「歴年齢」を比べることで、体の成長度合いがある程度判断。
成長期の患者様の成長具合はまちまちですし、急にぐっと身長が伸びる場合もあります。それに合わせて下顎の骨も変化していきますので、矯正治療をするにあたって、「骨年齢」と「歴年齢」を把握することは、非常に重要です。こういった情報を元に治療計画を考えていくのです。